こんにちは!
ゼロイチインストラクター、方眼ノートトレーナーの坂田えりかです‼︎
先日、娘とどんぐりをした時に、
どんぐりってやっぱりすごいなぁ〜
この体験を1年生で出来るって大事だなぁ〜と思ったので、シェアしますね。
我が家の小1の娘はホームスクーリングなので、私と一緒に教科書の読み合わせをしています。算数に関しては、教科書の問題も少し解いたりしています。
小1の教科書の最後の方に おおきいかず という単元で100という数が出てくるのはご存知ですか?
教科書では、落ち葉や鉛筆や折り紙を数えて、100という数を確認しています。
授業では、算数ブロックを使って、100という数字を表したりするのかも知れませんね。
だけど、「自分で描く」と言うことは、ほとんどないんです。
100人だったり、100個の丸だったり、それを何度も描くことって学校の授業や、その他ドリルでは書きませんよね。
それが、どんぐり問題では、あるんです。
実は、1問取り組むだけでも、最低2回は100を絵にします。
例えば、
1mx33
テントウムシしょうがっこうの 1ねんせい 100にんが おとこのこ 1れつと おんなのこ 1れつにならんでいます。おとこのこと おんなのこが てをつないでみると おとこのこが 20にん あまってしまいました。では、おとこのこは なんにんいるでしょう。
(初めて100という数字に取り組んだ、娘の作品。長い💦)
1年生の娘が取り組んだ時には、
初めの文章、1年生100人が で、100人書いて、
その後に20人余るところでもう一回100人書いて考えていたんです。
1年生の娘にしたら、100人描くのって簡単でないので、え〜〜って言いながら、描いていました。
しかも、今回は丸が大きかったので、クロッキー帳何枚分にもなって、最終的には、床で立ち膝をしながら、描いていましたw
い〜ち、にー、さーんって数えながら、たまに数えていた数がわからなくなって数え直したり、何度も数えながら100まで書いていく。
こうして、自分で数えながら、目に見えるように丸を書いていく。
この経験が100という数を自分のペースで体感することになるんです。
書いてあるものを数えるのとは、全く違う感覚です。
この体験を小学1年生の時に何回もするのがどんなに大切が分かりますか?
100という数字を体感することって普段の生活でありますか?
1年生の教科書で100という数字が出てくるということは、
その後はもう習ったからみんなわかっているよね〜という前提で進んでいきますよね。
100という数を実物で数える機会や絵を描く機会があれば、100という数を子ども達は 分かる ことができますが、
普段の生活の中で今、そういう機会ってあまりないと思いませんか?
100という数字にこんなにも向き合うことって、なかなか普段の生活にはないですよね。
だから、糸山先生は、1mxにこの問題を入れたんじゃないかな〜と思うと、
どんぐりってすごい。そして、それを作った糸山先生は、本当にすごい。と思うのです。
しかも、1mxには100以上の数が出てくる問題が15問はありました!!
しかも、100人、200個、100歩、100cm、600g、640m、1200匹
と100以上の数がこんなに出てきます。
これをじっくり、ゆっくり、丁寧に。絵にすることが子ども達が数を体感する、理解することに繋がるんだと思うと、ここが本当に大切だと思うのです。
世の中では、考える力をつけることが大事と言われていますが、
その前に分かることが大事。つまり理解力。
分かるには、体感すること。これがおやつを食べながら、楽しみながら出来てしまう
どんぐりって本当にすごい。と改めて思った、体験でした♪