にっこりどんぐり

ゼロイチよこはま算数教室の事。どんぐり子育ての事。

子どもの卒園卒業で思うこと

こんにちは。坂田えりかです。

 

この春、うちの息子が小学校卒業、娘は幼稚園を卒園しました。

卒園式と卒業式が連日で、こんなに気持ち的にも身体的にも忙しい2日間は今まで経験したことがありませんでした。よく考えれば、こんなことはもう一生無いなーと思って、楽しむことにしていました。

 

幼稚園は毎日送り迎えをしていたこともあり、

たくさんのお母さんともお話したり、園のサークル活動にも少し参加させてもらっていたので、卒園することは私は、寂しく思っていました。

意外と小学校の卒業式は、私の気持ちとしては、

大きくなった我が子にも感動しますが、お友達の成長に驚くばかりで、寂しさはなく、これからの未来に期待したいなと思う気持ちが強かったです。

 

さて、小学校卒業といえば、どんぐりも卒業ですね。。。

息子はどんぐりを始めたのが小3の5月でしたので、まだ問題は残っていますので、もう少し続ける予定ですが、4月から中学生としての生活が始まります。

小3でどんぐりに出会って、約4年。

ちょっとここで私自身を振り返ってみたいと思います。(長めです。)

 

〜息子小3〜

正直初めの1年は辛かった〜(⬅︎どんぐりが辛いのではなく、私の教育方針の転換期のもがきとして捉えてくださいね。どんぐり子育ては、本当は、楽ちん子育てなんですよ!!)

周りにどんぐりをやる人がいない中で、始めたどんぐり。これで合ってるか聞ける人はいなかったので、本当に毎日毎日、糸山先生のHPやFacebookを見て自分の考えを改める毎日でした。

でも不思議と迷いはなく、今まで教育についてモヤモヤしていたのは、スカッと晴れて、これしかない!!くらいの勢いは自分でも凄かったと思います。

でも逆にいえば、肩の力が入りまくっていた状態でしたね。。。呆

息子には外遊びが大事だと分かれば、学校で疲れて帰ってきた息子に対して、「友達と遊びに行かないの??」と何度も聞いちゃう始末。

今から思うと、ひどい母親ですね〜。あんまりにも日々聞くので、息子から

「ママは僕が家にいて欲しくないの?」と聞かれてしまったことも憶えています。

そんな中、どんぐらー親の会で茶話会を企画してくださった方がいて、

そこでどんぐらーさんとお話しできたことが本当に嬉しかったです♪

息子のどんぐりタイムは、夜にやることが多く、下の子が当時3歳で眠たくなったりすると寝かしつけながらやっていました。

小3なのに、0mxが解けないんだっ💦とか思ったり、

子どもの思考の仕方など全然分かっていなかったので、

どうしてこういう風に描くのかな〜💢とか、ここさえ間違わなかったら、正解なのに!

とか横からイライラして圧力をかけていたような気がします。反省。。。😭

 

どんぐりの良さをお友達に伝えたくても、学校の勉強の批判になってしまったり、うまく伝えられなかったり。。。

教育方針は決まったけれど、まだまだ、もがいていた時期でした。

息子はゆっくりタイプで素直な性格なので、メディア制限などは意外とすんなり出来ましたが、家でのテレビ時間などを決めるためには、夫の協力も必要で、そこは結構、力を使いました。

全く反対の早期教育をやっていた私が、「ゆっくり、じっくり、丁寧に」のどんぐり理論を急に始めた訳ですから、きっと夫からしたら、何かまた始まっちゃった!!と思っていたと思いますが、メディア制限の大切さやどんぐり理論のことを小出しに(←これ大事!)話していって、なんとか少しづつ減らしていくことが出来ました!!

今から思えば夫にも感謝ですね。

 

そんなこんなでなんとか軌道に乗せて、週2問どんぐり問題を取り組む中で、

東京にゼロイチ算数教室の山森朝子先生という方がいるという事に気がつきました。

ワークショップなどをやられているけど、場所が横浜からだと遠い💦ということで、なかなか参加することは出来ませんでした。

そんな時、山森朝子先生がゼロイチインストラクター養成講座をする!ということを

どんぐらー親の会のサイトーさんのブログで知りました!!

 

こちらは、とってもお世話になった、どんぐらー親の会のサイトーさんのブログです↓

どんぐり初心者さん向け | どんぐり倶楽部ナビ&ユーザー応援 のびのびるーむ

 

なんとーー!!

これは、どんぐりの事を色々教えてもらえるチャーンス!!と思い、連絡したのを憶えています。

 

〜息子小4〜

さあ、どんぐりを取り組んで、約1年経ちました。

どんぐりについては、コンスタントには取り組めるようにはなりましたが、

私的には悩みも多い時期でした。

娘の入園式の日に連絡した朝子先生からは、すぐに連絡が来て、早速zoomで面談する事になりました。

気軽に問い合わせてしまったので、ちょっとドキドキしたのを憶えています。

娘が幼稚園に行っている間にした、朝子先生との初zoom。可愛くて明るくて素敵な方〜っと思いました♡

そしてそして、ぜひインストラクター講座を受けてくれたら嬉しい〜と言われ、その後ドキドキしながら、本当にゼロイチインストラクターになるか?どうか?真剣に考えました。

正直、教室としたいというより、正しいやり方を教えて欲しい、仲間が欲しい。そんな気持ちが大きかったかもしれません。

でもゆくゆくは、寺子屋みたいな教室をしたいな〜と思っていたのもあったし、こんな面白い学びの方法があるのに、みんな知らないのは勿体無いっ!伝えたい!とも思っていたのは事実でした。

インストラクター養成講座の受講費だって私にとっては、まとまった金額でしたので、覚悟というか、新しい世界へ飛び込む勇気を振り絞ったような気がします。

受講するって決めてからは、正直なところ、これで誰かに聞ける、教えてもらえる〜とほっとしたような、安心した気持ちになったのが一番大きい心の変化でした。

 

どんぐりに関しての私の心の中は、息子が小3の時がザッパーンと荒波だとしたら、

この頃には、ちょっと風が強い日の海の様になりました。(まだ波立ってる💦)

この頃は、息子のどんぐりの絵を見ていると、これって、ちゃんと絵で考えてるかなぁと思っていました。

取り組みの様子も、ちょうど問題の難度も上がってきていて、じっくり取り組まないと解けない問題、もしくは、ちゃんと絵にしないと答えが出ない問題が多くなってきていました。

息子が分からない〜ってなって、終わりにしてしまう…とか、考えてるのか、考えてないのか!(本当は考えてる!!)ソファーに寝転んでみたり、途中で本とか読み出しちゃったりして、このままでいいのか?と思う日が多かったです。

そんな時は、朝子先生を始めとした、ゼロイチのみんなにアドバイスをいただいたりもしました。聞けるって嬉しい!仲間って大事だなと痛感した日々です。

 

そんな中、一大イベントがやってきます。

当時、糸山先生がいらっしゃる教室、福岡のどんぐりポケットに参加する事を決めました。(現在のどんぐりポケットは、糸山れい先生がされています)

糸山先生にリアルで会えるなんで、そんな機会はないし、糸山先生のお教室を体験できるのは、今後の自分の教室にも役立てることが出来るかもしれない。

正直、うちの息子の絵を見ていただきたい!!色んな思いで福岡に行くことに決めました!!

飛行機好きの息子には、福岡行くと、A350(エアバスの飛行機)に乗れるから、福岡行こう〜くらいの感じで誘ってみました。福岡に行くなら、私も行きたいっと実母までついて来る始末(笑)

学校をお休みして、平日の夕方、どんぐりポケット高宮教室に伺いました。

なんだかね。ゆったりと時間が流れていて、私、毎週来てるんじゃないかしらってくらい落ち着いた空気感に馴染ませてもらって、穏やかな時間を過ごさせていただきました。

もちろん、吸収してこなきゃいけないこともたくさんあって、ここぞとばかりに糸山先生に質問したのですが、息子は息子で、どんぐりが終わった後には、教室にいた子と広い場所で遊び始めたりしていました。子ども達ってすごいなー、すぐ友達になっちゃうんだな〜と思いました!

福岡での貴重な体験は、今でも心に残っていて、行ってよかったなーと思いました。

生で糸山先生にお会いできたこと、れい先生とお話しできたこと、教室のお母さん方も優しくして下さって、本当に温かい時間でした。

 

さて、この年の秋には、山森朝子先生を横浜にお迎えして、講演会を大岡地区センターで主催しました。

これも、まずは場所を予約するところから調べたり、初めてチラシを作ったりと初めてだらけで、大変なこともあったのですが、横浜や神奈川県のどんぐらーさんがたくさん来てくださり、開催してよかったー!!っと思ったのでした。

 

息子とのどんぐりは、糸山先生からの気をつける点を心に留めて、週2回コンスタントに取り組むだけでした。

環境設定も段々と整ってきたので、少しづつ、私の心も安定してきたと思います。

でも、やっぱりどんぐりの取り組みを見ていて、私から色々と思うことが出てきちゃうので、そんな時は、ノートに書いておくことにしました。

そうすると、次の時の取り組みの一言にも活かせるし、書くことで心が落ち着くこともありました。

お子さんが取り組んでいる時に、もやもやと色々思ってしまう方には、どんぐり日記がオススメです。

 

 

長くなったので、〜息子小5〜からは次回にしようと思います。

長い話、付き合って下さってありがとうございます〜