にっこりどんぐり

ゼロイチよこはま算数教室の事。どんぐり子育ての事。

読み聞かせのこと

こんにちは。

今日は絵本の読み聞かせについて、書いておこうと思います。

 

絵本の読み聞かせについては、どんぐり倶楽部の糸山先生は、以下の様にブログに書いていらっしゃいます。

 

就学前までは絵本の読み聞かせをしていた人が、子供が小学校に入ったり 自分で本を読めるようになったりすると、読み聞かせをやめてしまう人がいます。何ともったいないことでしょう。あと3年続ければ大きな成果が現れるのに、今までの苦労が水の泡です。
自分で読むことと聞いて楽しむこととは、全く違うということをご存知でしょうか。特に、読めるようになったばかりの小1の時期には、自分で読むことと聞いて楽しむこととの間には雲泥の差があります。思考力・創造力を獲得するにはイメージする力の発達が必要です。そして、イメージする力の発達には聞いて楽しむことができる読み聞かせが最適なのです。ですから、思考力・創造力が飛躍的な発達を遂げる小1〜小3の時期に読み聞かせが必要なのです。自分で読む場合には、読むことにエネルギーを使ってしまいイメージ化が貧弱になってしまいます。その結果、読めるだけで読み取れないになる可能性が増大するのです。ところが、読み聞かせだと100%のエネルギーをお話のイメージ化に費やすことができるので、楽しく、しかも効果的にイメージ化できるのです。また、自分で読む本と読んでもらう本では質・量ともに差が出てくるのは当たり前です。この時期に読み聞かせをしてあげないのは、輝き始めた宝石に泥を塗ってしまうようなものです。

※読み聞かせは読解力のテストではありません。読んだ後にストーリーや登場人物の確認をしたりしてはいけません。楽しく読んであげて「楽しかった」という体験を積み重ねてあげることが大切なのです。
●読み聞かせの本質は読書の楽しみを体験させることにあります。ストーリーの確認をしたり、登場人物の確認をしたりしてはいけません。また「読み聞かせ」は最低でも小3までは続けないとせっかくの苦労が水の泡となってしまいます。

 

また、こんなことも書いてありました…

 少なくとも小3までは読み聞かせを継続しなければ、子どもはたちまち本嫌いになってしまいます。それも、楽しい読み聞かせでなければなりません。

 

私は、子どもの頃に母に絵本を読んでもらったのが楽しかったからか、絵本がとても好きです。

小学校1年生の時に学校で借りた絵本の数は120冊だったと記憶しています。

でもね。。児童書までは上手く入り込めなくて、学年が上がるうちにだんだんと本は読まなくなっていました。

 

家にあった絵本(そんなに数はないですが)は、親戚にほとんどあげてしまいましたが、お気に入りの絵本は、大人になっても実家にとってありました。

こうして元々絵本に対して、とてもいい思い出があったので、やはり自分が母親になった時にも絵本は読んであげたいなと思いました。

息子が小さい時に始めてしまった、幼児教育でもテレビは消して絵本はたくさん読んであげましょうと言っていたので、絵本をたくさん買いました。

今では、月に2冊届く配本サービスを利用したりしているので、自宅には絵本がそれなりにあります。

 

また、何と言っても横浜市南区にはルピナス文庫さんがあるんですが、

そこで借りた本の素晴らしさも手伝って、親子で温かい気持ちになれる時間が愛おしくて、こども達に読んで~と言われたら、出来るだけその要望に応えてきました。

 

ルピナス文庫の館主のルピナスさんから、ちょっと長い絵本や児童書でもお母さんが読んであげるといいですよ~と言われていたので、息子が小学校3年生の間も、この本読んでみる~?なんて誘って、読み聞かせしていました。

小学校3年生頃から、私が途中まで読んであげると、続きが気になって自分で読むことが増えてきました。

ルピナスさんは、良書は一字一句丁寧に書かれているので、自分で読むとそこの部分を飛ばしてしまうから、是非読んであげてねとお伝えして下さっていたのですが、下の子の面倒もあって、毎回全部読んであげることは出来ませんでした。

 

そして、小学校4年生になってしばらくしたら...

私が読む~?と誘わなくても、ルピナス文庫さんで借りてきた本や家にある児童書を手に取り読み始めたのです。

 糸山先生のブログの投稿を見て、3年生までやるぞ!と意気込んでいたわけでもなく、

どちらかと言うとルピナスさんの助言などもあって、大きくなっても読み聞かせしよう~くらいでいたのですが、小学校3年生まで読み聞かせしていたら、息子は、本に対しての抵抗感がないというか、楽しいものなんだと感じてくれているようです。

今でも下の子の絵本を読んでいると、実は聞いてて、気になる絵本があると一緒に見に来る息子...

本嫌いになってはいない息子を見ると、糸山先生がおっしゃていた通りだ…と気が付いたと同時にその通りになったので驚きました。

 

小さいお子さんがいる方は、小3まで読み聞かせしなきゃ!!とは思わず、良書は、大人が読んでも響くものがあるので、親子で楽しむ時間として小学校時代は子供が付き合ってくれるまで、読み聞かせするのをおすすめします。

また、横浜市南区のお近くにお住いの方はルピナス文庫さんがとってもおすすめです!!(始めて利用する際には事前連絡が必要ですので、ルピナス文庫さんのブログをご覧下さいね。)